フロウラップEXP!ファイントラック21-22秋冬の新作
フロウラップEXP | 国産アウトドアブランドのファイントラック
ファイントラックから2021-22の秋冬の新商品が発表されている
その中でも一番注目なのがフロウラップEXPだ
その高いストレッチ性と通気性による着心地、適度な耐水性でずっと脱がずに着続けれるソフトシェルなのがフロウラップだった
前モデルのニュウモラップよりも硬くなった代わりに高い耐久性を実現した一番欲しいソフトシェルだ
そして独自の中綿素材であるファインポリゴンを封入したアクティブインサレーションのポリゴンアクト
その二つを合体させた冬用の中綿入りソフトシェルがフロウラップEXPである
紹介ページでもニッチな道具であることが書かれてるが全く持ってその通りだと思う
冬山といっても大体は暑いからだ
「登れば暑い」だから薄手ソフトシェルと薄手アクティブインサレーションを合わせようっていうのが登山的思考で、ファイントラックの提唱する5レイヤリングが存在する
ただ厳冬期+標高の高めの寒い山で考えればアリではあると思う
用途がマッチすればレイヤリングの手間が省け快適性は大幅に増すだろう
それでも用途が限定的過ぎて、2着に分けることを多くの人が選択する
おもしろいけどニッチ過ぎるウェアだ
ファイントラックの21-22FWカタログの配送が始まっている
公式サイトからメンバー登録をすると春と秋に2冊届くのでオススメだ
Boundless Voyageからいい感じな1Lチタン軽量ケトル登場
チタン製品に強い中国のBoundless Voyage
Firemapleなんかからもチタンケトルは出てたわけだが、お茶をイメージした製品が多く正直微妙だった
が、このチタンケトルは焚き火での使用を想像できる金属パーツのみのケトルだ
値段もお手頃で、チタンと思えば格安である
見た目は完全に好みだが、ぼく的に好きではないけど十分アリって感じ
焚き火で使えるチタンケトルと思えば急に魅力に敵に見えてくるそんな感じだ
知名度が低すぎるからどうかとは思うし、アルミでもステンでもいいケトルがたくさんあるわけで、それと比べてややお高いこのケトルが注目を浴びることは無さそうだ
ただ「焚き火で使えるチタンケトル」を探してた人なら及第点なケトルと言えるはずだ、そんなケトルなのだ
欲しい
KAILAS(カイラス)のDCFハイブリッドシングルウォールテントが半額
KAILAS Stratus CUBEN 2というテント
前室付きのハイブリッドシングルウォールで、クロスポールはインナー固定式+アウターリッジポールという他に類を見ない形状
そしてDCF素材である
1180gは超軽量ではないが、防水系ハイブリッドシングルウォールなら重いとも言えない
むしろDCFの収納性の低さのほうが難点だろう
210x(110+100)x105(h)cmは1人で使うには十分、リッジポールがある分、居住性も高い
~6.18 1:59までで5点限定も1個も売れてない知名度の低さ
KAILASで考えれば珍しくないが、そもそも色付きDCFテントも珍しい
絶対人と被らないテントであるし、山岳用として申し分ない
ぼくは買わないけれど、今年テントを買いたい人なら一考の余地はあるだろう
AEGISMAX(イージスマックス)のダウンシュラフG1とNANO2を比較した動画!
イージスマックスの寝袋G1とNANO2を比較した動画をアップ
動画スキルが残念で冒頭でも文字を入れることもできないと言ったが、透過画像使えば簡単に入れれるのでは?と気付いてスペックだけ入れてみた
シンプルなマミー型G1とフードレスマミーNANO2
保温力を求めるならG1だが、使い勝手を求めるならNANO2もオススメ
キャンピングムーンからガスキャンドルランタン T-1登場!オシャレな木製ケース付き
付属の木箱の雰囲気が素敵。やすっぽいけど。
同タイプと比較するとこんな感じ
ファイアメイプルのオレンジより大きく、ルミエールよりは小さい程度。
ノクターンは特に小型
丸みを帯びたルミエールに比べ、角ばってメタリックな印象のT-1
ガラスの周りがダイヤモンドカットというか、こんな角切りされたランタンはあんまり見かけない
これは完全に好みですが、ぼくはルミエールよりもT-1が好き
値段はキャンピングムーンにしてはやや高めですが、相対的にはいいとこな値段で良さそうなガスキャンドルランタン
キャプテンスタッグの新作二次燃焼焚き火台「ファイアブーストストーブ UG-82」
カタログにあったっけー?と思って見直したらちゃんとあった
組立サイズ:250x220x280(h)mm
網サイズ:240x160mm
収納サイズ:370x380x80mm
重量:2.3kg
二重構造になったステンレス製で二次燃焼するのが最大の特徴だ
折りたためる二次燃焼焚き火台というとモンベル フォールディング ファイヤーピットが思い浮かぶ
似た形状なのはたしかだが、脚が短い、天板が小さめなことから、折りたためるソロストーブという印象だ
燃焼効率の良さが調理よりはお湯沸かしと焚き火に向くだろう
ソロ~デュオのオートキャンパー向きな小型の折りたためる二次燃焼焚き火台と思えば希少だ
しかし値段は高め、重量は重く、網は小さい、それでいて円形のソロストーブのような美しさも得られない
遊べそうで、需要もありそうだが、自分の物欲が刺激されなくていささか中途半端に感じてしまう
プロモンテの新作「VB-22Z」防水透湿素材で前室付きシングルウォールテント
プロモンテ2021年の新作「VB-22Z」
シングルウォールに前室を付けたハイブリットハイプのシングルウォールテントだ
前のシングルウォールモデル「VB-21」の色を変え、前室を追加したようなモデルである
ニーモのアンディ、TFStentのGOROMITY、バーゴのノーフライ、NaturehikeのVIKなんかが前室付きシングルウォールで似た形状をしたテントだ
シングルウォールの欠点である結露耐性、雨への対応力が前室が付くことで大きく向上する
東レが開発した防水透湿素材の「高通気エントラント」を採用しているのが一番のポイント
ゴアテックスしかり、雨は入れないが、蒸気は出すから蒸れにくい素材である
裏地にトリコットを採用しているのも飽和水蒸気量を上げる役割があると思う
シングルウォールで1220gというとそこまで軽量にも思えないが、防水透湿素材でこの重量はかなり軽い
TFStentのGOROMITYはより強い生地+防水透湿素材だが1450gだ
すでに楽天の一部で販売されている
定価よりも安く出品されており、定番ダブルウォール自立式に比べれば高いが、このテントがこの値段はプロモンテだからこそだろう
2021年の一人用山岳テントのダークホースになりそうだ
ナンガ マウンテンラボラトリーと最高峰シリーズ「LEVEL8」
ナンガの2021春夏カタログを頼んで、カタログは非常に残念だったわけだが、冊子に挟まれてた情報に目が行った
ナンガ最高峰シリーズ「LEVEL8(レベルエイト?)」のことだ
2021年秋ごろに発売されるようだ
冊子にもあったが、ナンガマウンテンラボラトリー(山研究所)を設立し、そのサイトもオープンしている
そこに冊子同様のレベル8情報が出ている
ジッパーやバッフル構造、フットボックスの強化などで構造的な保温力を上げた構造なのかなと思う
最高峰グレードなだけに値段も最高峰なわけで、ぶっちゃけ手が出る寝袋ではないが、老舗ナンガの新製品には期待ができる
LEVEL8は何がすごいのかなって比べながら考えたら、ダウンFPと量当たりの保温力が高い気がする?という結論に。ただ製品重量は重めで形状による保温力アップが魅力。
— ぜつえん (@zetuenonly) April 18, 2021
LEVEL8 -23は撥水ダウン+防水生地でナンガ初なのでは?でも高いし、いつだれが選ぶのか全くわかんないね!ってなりましたまる。 https://t.co/ok3VLZCHa1 pic.twitter.com/0maAZULY1m
ただ魅力はわからなかった・・・
oxtos(オクトス)からジェットボイル スタッシュ用のポーチ発売
オクトスからジェットボイルスタッシュ用のポーチ登場
動きが早いとこが好き
透湿やコンプレッション系バッグやクッカー、ペグケースが多くて探してるモノにであるオクトスは大好きだ
ところで、オクトスは石川県にある日本の会社なのだけど知っていただろうか
裁縫工場を持っていて帆布製品が強い会社で、アウトドアショップも実店舗で数件構えてる
マウンテンダックスなんかも扱っている
数年前に石川県に行った時にオクトスの店舗に行ったらコーヒーを入れてもらった上で白山や北アルプスの話をしてもらえた
入れてもらったコーヒーをこぼしてしまい、手間をかけたことを覚えてる、僕はそんな人間なのだ
4/15発売 BUNDOK(バンドック)の新しい焚き火台 LOTUS(ロータス)
バンドッグから新しい焚き火台が登場する、ロータスだ
現在予約中で発売は4/15とのこと
ハーフの網付きで五徳も強そう、調理ができるセミ軽量な焚き火台と言える立ち位置
37x37x31(高)cmで薪も割らずに入れることができるサイズ感だ
ステンレス製で重量は約1.0kg
決して軽量という言葉は使えないものだが、ギリギリバックパックスタイルのキャンプでも使える重量だろう、ぼくはセミ軽量なんて言葉を使ってみた
収納サイズは薄くなるのが嬉しい所だ
ただパーツは多くて組み立ては面倒そう
定価6600円と高くはない金額設定なのもバンドックらしい
「すげえいい焚き火台!」ではないけれど、「調理可能な焚き火台+適度な値段+適度に軽い+Amazonで買いやすいバンドック」なことを考えれば結構売れそうに思う
大型ピコグリルみたいな使い勝手の良さでありそう
極度な軽量化を考えないソロキャンプデビューな人が、一台でなんでもできる焚き火台としてはすごい良いと思う、そんな焚き火台だ
キャプテンスタッグ2021カタログがPDFで登場+過去モノも出てきた
MSRやサーマレストの代理店モチヅキのカタログ2021
みんな大好きモチヅキさんの2021カタログが登場!
ページには2021カタログとスノーシューカタログがあるので注意
昨年まではさらにメインカタログが「モチヅキ」と「Motコレクション」に分かれてたのが統一された形
注目は
・プラティパスのポータブル浄水器「クイックドローマイクロフィルター」
・燕三条の金属ブランドで鉈を出してきた「TEPPA(てっぱ)」
・アウトドアエレメントの「ハンドルドポットグリッパーツール」
・森林香の唐辛子入り「獣よけ線香」
・新規取り扱いブランド「THERMACELL」の虫よけ「アウトドア用ブユ・虫シールド」
この辺りが熱い感じ
特にプラティパスの浄水器はソーヤーの上位互換っぽくて値段も抑えめで欲しい
参考動画はこれ
前後にキャップあるのがすごい好き
マウンテンハードウェアの2021カタログ
マウンテンハードウェアの春夏カタログ登場
要点は2つ。
・東レのダーミザクスを採用した2.75層新感覚レインウェアt3
・スペクトラナイロンリップストップ採用大型バックパックAMG
割と昔からあるダーミザクスという防水透湿性素材を採用
DryQ+ダーミザクスになって2.5層と3層のメリットを併せ持つ2.75層を実現してるみたい?
2.75層ってなんやねんって感じもありますが、2.5レイヤー+α(ドットプリント)のこと
汗処理をして肌に張り付きにくくした夏の使いやすさを求めたレインウェアのよう
55Lと75Lの2つ、本国では105Lもある
赤はスペクトラナイロンリップストップ
白はX-PAC
黒はナイロンにカーボネートコーティング
X-PACの色複数使いしてたスクランブラーパックとかもそうだけど、マウンテンハードウェアの色使いと大手が積極的に手を出していかない素材への挑戦がすごい好き
今年のマウンテンハードウェアはスペクトラナイロンリップストップを取り入れてるようで、2年前くらいにはDCF(ダイニーマコンポジットファブリック)で出てたアルパインライト再登場
スペクトラナイロンリップストップ+X-PACで真っ白に仕上げたこれまた気になる
過去のアルパインライトと比べてみると+150gくらい重くなってる
DCF軽いんだなを実感
AMGもアルパインライトも一般人受けしない尖ったバックパックなだけに余計面白くて、チャレンジングでワクワクする
さすがマウンテンハードウェアだなと思えるおわり
オクトスの防水透湿素材の横コンプレッションドライバッグがサイズ豊富で魅力的
石川県のオクトスの半年位前に出てたっぽいコンプレッションバッグが良さそう
・横締めコンプレッションバッグ
・防水透湿素材
・ロールトップ式
・サイズ展開の豊富さ
箇条書きするとこんな感じ
これ同じモノって他社探してもないのでは?
横締めがコンプレッション率低くて好み分かれるのだけど
防水透湿性は側面がやや低く、底は強めで濡れモノも入れやすいし、水没にも対応
バイクパッキングの外付けなんかでもいいだろうし、ぼくはテントを入れるかなあってかんじ
サイズも4/6/10/12/15/20Lの6サイズで、値段も安め
欠点と言えば色の地味さくらい。
ちなみにぼくはオクトスの防水透湿横締め巾着型のコンプレッションバッグをテントのスタッフバッグに使っている
ほんと好みだが、ロールトップが面倒なのだ